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日本最後の秘境に広がる雲上の楽園。北アルプス最奥の地、雲ノ平へ。『黒部源流雲ノ平周回HIKE』【後編】|HIKE JOURNAL #2

日本最後の秘境に広がる雲上の楽園。北アルプス最奥の地、雲ノ平へ。『黒部源流雲ノ平周回HIKE』【後編】|HIKE JOURNAL #2

投稿日

【日程】       2018.8/5 - 8/11

【行程】  Day1 : 折立-太郎平小屋-薬師峠キャンプ場

  Day2 : 薬師峠キャンプ場-北ノ俣岳-黒部五郎岳-三俣蓮華岳キャンプ場

  Day3 : (三俣蓮華岳キャンプ場-三俣蓮華岳-双六岳-三俣蓮華岳キャンプ場)

   黒部源流-雲ノ平キャンプ場

  Day4 : 雲ノ平-薬師沢-太郎平小屋-折立

【距離】       約42km

【行動時間】Day1 : 2.5h

  Day2 : 6.3h

  Day3 : 5.1h

  Day4 : 4.6h         Total : 18.5h

【ルートマップ】

 

 

名だたる山々が数多く連なる北アルプス。

その最深部であり日本最後の秘境、雲ノ平。

3泊4日で雲上の楽園を目指す旅。

富山県側の登山口である折立から入り、太郎平を南へ。

黒部五郎岳、三俣蓮華岳、黒部源流、雲ノ平を周回する。

 

前編では、Day1Day2。前編

後編では、Day3Day4をジャーナルとしてまとめていきます。 

 

【Day3】(三俣蓮華岳キャンプ場-三俣蓮華岳-双六岳-三俣蓮華岳キャンプ場) 黒部源流-雲ノ平キャンプ場

三日目。

この日はついに念願の雲ノ平。

行程的にはゆるいので、出発する前に早朝の散歩と言う感じで双六岳へ。

この三俣蓮華岳と双六岳の間の稜線ルートは、国内屈指と言っても過言ではないくらい素晴らしいトレイルが広がっている。

早朝だったのもあり、結果的にはガスってしまって景色は堪能できず。

 

ガスってしまったが、三俣蓮華から双六への稜線ルートも最高のトレイルである。

 

しかし、双六小屋手前の分岐地点で槍ヶ岳方面に晴れ間が。

アルプスの雄大さを感じられる絶景がみれました。

 

圧倒的な雄大さ。

 

三俣蓮華岳キャンプ場に戻り、テントを撤収し出発。

 

黒部源流、右手には水晶岳を横目に結構なアップダウン。

三日目ともなるとちょっとした急登でもかなり足にくる。

 

水晶岳方面の山々も美しい。

 

登り切ると目の前には次々と庭園が現れる。

雲ノ平には〇〇庭園と名付けられた場所が何個もある。

これまでの山岳地帯とはまた違った風景に。

秘境と呼ばれるのも頷ける。

 

雲ノ平のテント場。左奥には小さく小屋。奥には薬師岳。

 

昼前頃には雲ノ平山荘に到着。

 

雲ノ平のほぼ中央に佇む小屋

 

小屋の中はすごく綺麗でおしゃれになっている。

この旅唯一の小屋食の焼きそばをいただく。

受付をしてテント場へ。

小屋からテント場は離れていて、15分近くかかる。

 

自然保護のため、雲ノ平は全域が木道で整備されている。

 

比較的広めのテント場ですが、岩や石が多く、フラットな場所もあまりないので、いい場所を見つけるのが難しい。

お世辞にもいい条件のテント場という訳ではないが、

雲ノ平というロケーションの中でテントを張れることは何にもかえがたい魅力がある。

 

 
アラスカ、アルプス、スイスなど様々な名前の「庭園」が存在する。

 

 

【Day4】雲ノ平-薬師沢-太郎平小屋-折立

4日目最終日。

雲ノ平から薬師沢を経由、太郎平に登り返し、一気に折立へ戻る。

滑りやすい木道を通り、急坂を下る。

非常に急で、道も狭く、荒れているところも多かった印象。

登りだったらおそらく心が折れていたに違いない。

薬師沢から太郎平までは最後の登り。

 

快晴の中、太郎平小屋に無事帰還。

 

そして折立へ最後の下り。

富山方面に雲海がすごくて、改めて北アルプスの雄大さを感じる。

 

 折立へ下る道中、富山方面の雲海

 

まとめ 

・4日間で雨や強風がほとんどなかった。北アルプスでは稀なことだと思う。天気がよかった反面、日差しはかなり強い。

・北アルプスで黒部の周辺と言うこともあり、水はかなり豊富。水分の心配がそこまでいらないのは長い山行ではありがたい。しかも美味しい。

・食べ物はほぼ自炊したが、北アルプスは小屋の数も多く、レベルも高いのでメインを小屋食にしたら軽量化もでき、より快適かもと思った。

・このエリアはトレイルヘッドからの距離が長く行きづらい。だが、時間をかければ、雄大で風光明媚な北アルプスのトレイルが楽しめる。

・体力に余裕があれば、鷲羽岳や水晶岳、高天原温泉まで足を伸ばしても良さそう。

 

 

 

 

Gear Notes

Tent

・Six Moon Designs / Deschutes Plus Tarp

 

 

アメリカのUL系ガレージメーカー、Six Moon Designsのフロアレスシェルター。

重量わずか450g。収納時にはペットボトルより一回り大きいくらいのサイズに。

室内高は122cm、底面積が250cm x 200cmあるので居住性はバッチリです。

ボトム部分からはバグネットが地面に落ちていて、嫌な虫の侵入もなし。

設営も簡単で、慣れればものの数分で立てられます。

快適性、開放性、軽量性からなるフィールドでの実用性と、

ソリッドな見た目のデザイン性を上手く両立させているテントです。

 

 

 

■ HIKE JOURNAL

#1 八ヶ岳核心部縦走HIKE

#2 北アルプス黒部源流雲ノ平周回HIKE【前編】

 

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■ FREE TREX GEARについて

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執筆者

MiyanagaYusuke

「Free Trex Gear」創立メンバーの一人。ライティング全般を担当。
20代前半から山歩きやキャンプに興味を持ち始め、山に通い始める。
近年はU.L.ハイキングの思想やカルチャーに深く影響を受け、日々U.L.ハイクやキャンプに没頭。
将来的には、ブランドを立ち上げてウェアやギアの制作をすること、海外のロングトレイルを歩くことが夢である。
平成元年生まれ。神奈川県横浜市在住。

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